梅田浩未建築設計事務所

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20年後、30年後も支障なく使用することができ、家族構成や変化などに対応していけるよう、あらゆることを想像して設計とご提案をさせていただきます。
お客様に寄り添い、身障者や高齢者の方が介護者の手を借りず、お互いに気兼ねのない生活をしていけるような住環境をご提案します。

某マンション大規模修繕でのご提案

3月末に某マンションの大規模修繕のご提案(プレゼン)を行ってきました。その中でもエントランスのスロープがかなり急な傾斜であったため、この点を改良するためのご提案を行いました。
【現在】かなり急な角度のスロープ。高さは1.1m、長さは3.8m。健常者でも少々危険を感じます。
【改良案】急な角度のスロープを緩やかにするにはスロープの距離を確保する必要があります。現場は右手奥に駐車場があるために直線でのスロープの確保は難しいと判断し、少しカーブかけた形状としました。これによりスロープの距離を現在の3.8mから約8mまで伸ばすことができるため、かなり緩やかなスロープになります。床には滑りにくい素材を使用し、手摺は連続したものとすることで、歩行が不安定な方でも安心して利用することが出来ます。介護を受ける方も介護をする方にとっても気兼ねなく使用することが出来るものとなります。
プレゼン画像。介護される側も介護する側も気兼ねなく生活が出来るようなご提案をさせていただきました。

古民家カフェの屋根の修繕工事をさせていただきました

築100年の古民家カフェの屋根の修繕工事を受け持たせていただきました。約2週間ほどの工事でしたが無事に終了。重大な天災などがなければ、この後50年は大丈夫だと思われます。
万全な安全対策を講じての作業を常に心がけています。

私の考え

・設計者はお客様の思いを形にする提案者であると私は考えます。
・建築施工をする際は施工技術を随所に発揮して、確実な施工計画と建築工事共通仕様書に記載されていることを最低限とした工事を行うべきであると考えています。
・私は施主様やそのご家族の住みやすい住環境や使いやすい建物、理想とする設備をお客様と一緒に作りあげていきたいと考えています。

介護保険制度を利用してお風呂に手摺を取付け(施工前)