梅田浩未建築設計事務所

避難所仮設間仕切り

避難所の仮設間仕切り(新型コロナウィルス対策)

災害が発生した際、ご自宅が無事であれば愛着のある我家でそのままの生活をおくることができるのですが、倒壊の危険性がある場合や水道やガスなどのライフラインが止まってしまった時、その地域において避難勧告が出た場合に拠り所とするのが近隣の小学校の体育館などに設けられる「避難所」であるのですが、最初の1日目ぐらいは何とかしても、プライバシーの確保が出来ない状況で長い時間を過ごすのはかなりのストレスであり、その逃げ場として車の中で過ごすようになると同じ体制で長時間過ごすことによりエコノミー症候群を発症するなどして身体に影響を及ぼすことになります。出来ればそのようなことは避けたいのですが、限られた空間を有効に利用して、安く、誰にでも組み立てられて、廃棄処分するのも容易くできるような「避難所の仮設間仕切りはないか」とのリクエストのもと、『避難所での仮設間仕切り』を開発しました。
避難所に入った時はこのような状態になります。(本当の災害時はもっと人が多くごった返します)
樹脂製の接続部品と紙管(特注製作)を使用し小さなお子様でも手軽に組み立てられる構造としました。
説明も必要でないほどの簡単な構造であるため、一度覚えてしまえば後は地域の方々で組み立てていくことができます。日頃あまり顔を合わせない方も会話をしたことがない方も災害時においての共同作業をしていく中で団結が生まれます。
紙管と紙管管にはポリエステル100%の生地をマジックテープで巻き付けることにより目線隠しを取り付けて完了です。また車いす利用者がお見えの際には、専用の敷居を使用することにより容易に内部へ入ることが可能です。

お問い合わせ

20年後、30年後も支障なく使用することができ、家族構成や進化などに対応していけるよう、あらゆることを想像して設計とプロデュースを行います。
お客様に寄り添い、身障者や高齢者の方が介護者の手を借りずに生活をすることが出来るような住環境をご提案します。


携帯用QRコード

QRコード
携帯のバーコードリーダーでQRコードを読み取ることで、携帯版ホームページへアクセスできます。
PAGE TOP