梅田浩未建築設計事務所

トイレ研究家

道の駅「筆柿の里 幸田」のトイレ

高速道路のサービスエリアや道の駅などでよく見かけるタイプのトイレです。入口は引戸ではありますが、トイレ内の短辺有効寸法が800㎜程度では車いすでは入れません。チャイルドシートは供えられていますが、便器とチャイルドシートが離れすぎているため、親が用を足している時に泣かれたりした場合はどうすることもできません。左側にあるL字手摺、右手側に開閉式の手摺がありますが、左手が不自由な方は便座への移乗や立ち上がる動作が難しいと思われます。紙巻き器は便器の前面から始まる位置ですのでベストな位置ですが、手摺が遠のいてしまっているため、立ち上がる動作にとっては離れすぎだと思います。それなりの機器が取り付けてあるため良いように思われますが、使い勝手はかなり悪いトイレです。
国道23号線の幸田~西尾間にある道の駅です。
内部は非常に清潔に出来ていますが、子供用椅子と便座との距離が離れすぎているため、とっさの時に大変な気がします。
車いす利用者の方にとって、この間口では難しい少々難しいと思われます。

JR名古屋髙島屋 11階男子トイレ

以前に訪れた時はかなり無機質な感じでしたが、かなりナチュラルな感じになっていました。女性にとってパウダーエリアはなかり重要な部分ですが、男性にとってはそれほどでもないと思われます。壁面の本棚のような装飾は、清掃が面倒に感じられます。(誇りが目立たない色ではあります)
全体にナチュラルな雰囲気。
少々凹凸が多いためか、清掃の方が大変そうだ。

知多半島道路 大府サービスエリア①

ここのトイレは視覚と使い勝手に飛んだトイレというのが第一印象。子供用のトイレも保育施設と同じような専用機器が設置されていた。(トイレブースの高さを1400程度とするような保護者が上から覗き込めるような高さで設定)ただこの設備を使用できるののは、日頃から練習を積んだ子供さんなど極僅かな方々でしかないような気がしなくはないが、その部分を無駄としないところが良いと思いました。それから大人用トイレブースではトイレを使用していない時は扉を開けている状態とした上で、使用し扉を閉めた時に使用していることを直ぐに分かるようにした『粋なサイン』にはショックを受けました。
幼児用トイレ。かわいい。
残念ながら暖房便座ではない
これは分かりやすい
使用中は赤になる

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