梅田浩未建築設計事務所

知多半島道路 大府パーキングエリア

知多半島道路 大府パーキングエリア

愛知県の知多半島道路にある大府サービスエリアの調査してきました。
器材の設置状況はベーシックな感じ。多目的トイレを見てきましたが、少々残念なところでした。
知多半島道路の名古屋市に入る直前にこのパーキングエリアがあります。
内部の状況。スッキリとした配置で使い勝手は良さそうです。
多目的トイレ内。SUS製のL字手摺が付いてはいるものの、金属剥き出しでは冬は寒そうです。またL字型の手摺内部に置かれた手洗い器が異彩を放っています。なぜここに置くことになったのでしょうか?また紙巻き器の設置位置にも疑問があります。紙を引き出す動作の時に毎回手摺に手が当たると思わなかったのでしょうか?
便座の背もたれの貧祖感は否めません。また手摺内部に手洗い器を配置したことによって手摺の出幅が大きくなり、トイレ内の空間寸法を圧迫しているため、車いす利用者の方がトイレ内で回転しにくくなってしまいました。まさに『健常者目線のトイレ』と言わざるを得ません。

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